俺はミュウに、あの日モネが学校に来て散々だった事を伝えた。


ミュウはただ、微笑み、黙って聞いていた。


俺はそれだけで満足だった。



『モネには晃司さんの学校な行かないように、私から警告しておくわね。
図々しいわぁ。
あと…晃司さんこれ…』



手渡してきたのは、銀色の十字架のネックレスだった。