「こうちゃ~ん!
お友達見えてるわよ?」

下から母さんが叫んでる。




…ミズエ…頼むから…
こうちゃんはヤメテくれ


玄関に行くと、友達の
谷口真人とその彼女がいた。





真人の彼女は、真人が自慢したくなるがわかるぐらいな、瞳のが大きくゆるい

ウェーブのかかった、ぱっつんな前髪をしていて、大人しそうな感じの可愛らしい女の子だった。




「まぁー上がってくれよ。そのかわり驚くなよ?」