「お~い!」

後ろから声をかけてきたのは、俺と同じクラスの谷口真人だった。



こいつとは中学生からの付き合いだ。




真人は、銀縁目がねをしていて、成績はソコソコな奴。
しかし、単純馬鹿な奴だった。