-その時だった!

ミュウは震える体を起こし、鋭い眼光をしながらSM野郎にむかって
手をかざした。

『破!!』


SM野郎は突然吹っ飛んでいく。

『我が主の名において、汝に命ずる。悪魔よ!
今すぐにここから立ち去りなさい!』

ミュウはさらに身構えた。


今までみたことのない、ミュウの姿だった。

怒っているミュウは、母親が子供を守るような激しい怒りだった。



陽気なミュウが…

急にどうしたってんだ?