ドンドン!

「なぁ?!ミュウ!」

どうしたんってんだよ?



<どうやら、嫉妬してるみたいよ?>

またお前かよ・・いつの間にきたんだよ・・


「なんで嫉妬するんだよ」


<どうやら・・女と浮気してると思ってるみたいね>


はぁ?なんだよそれ・・



睨むようにモネを見ると、金色の目が細く微笑んでいた。

ったく・・


「ミュウ!なぁ?話聞けよ?」



叫んでも、反応がない。


<早く、誤解とかないと、ミュウ泡になって消えてしまうわよ?>


「なんだよそれ・・」

白い猫は足元をうろうろまとわりつくように歩きながら、俺に語りつづける。


<あの子恋をしてしまったから、感情が人間に近づいてしまったのね。そうなると、今までにない感情が芽生えてしまい。。魂が汚れてしまい天界に帰るか、泡になって消えるしか方法がなくなっていまうのよ>


なんだよ・・それ!!なんだよそれ!!


俺と120年間人間として生きるんじゃなかったのかよ・・?


消える・・?ミュウが消える。。?


そんなの絶対だめだ!!