長いまつげを伏せながら、ティーカップを口へ運んでいる姿を見て、マジマジとミュウの神秘的な美貌に見惚れていた。

時々流れる視線に、ドキドキしっぱなし。


『どうしたんですか?』

いや…どうしたって…





俺を殺す気か~~!?


チクショ-可愛すぎる



「ミュウさん。お風呂沸いたので先に入っちゃってね。」

台所で慌ただしく、夕食の支度を母がしていた。

昨日から、新しく居候したカノンにも、眉一つ動かす普通に扱うミズエ。

さすがというか…天然というか…


『お言葉に甘えて…カノン様一緒に入りましょ?』

「うん。人間界のお風呂たのしみにしてたんだ。」

そうそう楽しみに…って
「ちょと待てこら!」

ちびっこい体をひょいと抱き上げ、捕まえた。

「カノンは俺とだ!」


認めわけねぇだろ?

口悪いし、立派なものぶら下げてんだからよ。

俺でさえ見てねぇのに。





うらやましすぎるだろ!