ハァ…。変なもん拾っちまったな…。


月の輝く夜に…あいつは
落っこちてきた。

オネェ口調に似合わず、美しい姿をしているあいつ。

名前はミュウ。
一応名前は覚えてるようだな・・


おまけにミュウは、何しにきたのか忘れたと言うし。
使命忘れるんじゃねぇよ・・たく…。


寝言はうるせぇし、口やかましいし、うぜぇし、いつの間にか、俺の母さん、ミズエと馴染んでるし。

近所の動物達は、何故かやってくるし。


俺の静かな暮らしはあっという間に、やかましいものになった。