ミュウがまっすぐに、熱を帯びた瞳で俺を見つめている。


そんなミュウを見ていたら、愛しさだけが募り、なんだかやるとかどうでもよくなってしまった。

大切にしたい!

「ミュウ…やっぱり…
出来ないよ…。君は、綺麗なまま天国に戻らないと駄目だよ。簡単に、抱けないよ…。
そんなに、安易な問題じゃないだろ?

ただでさえ、主の教えに背いたりしたんだからさ。』

オブラートに包まれたような、ミュウに俺は、ゆっくりと背をむけ俯いてしまった。



これがミュウにとって1番なんだ。




(晃司さん…私を見て…)



   「ん?」




そのとたん、ミュウの目が妖しく光った…










ミュウ!?!

お前…なのか……??!

なにをしでかしたんだ?