「海の見えるところがいいね。」

「うん、もっと綺麗な海がいいな。」

「ば…せっかくアリサが連れて来てくれたから汚いのは黙ってたのに。」


「あー、やっぱりコウちゃん、汚いって思ってた。だって、あんまり嬉しそうじよなかったもん。」


「ううん。汚いけど、嬉かった。」



そっと、アリサにキスをした。


「嘘つき。」



顔を赤らめて見上げてくるアリサ。