だがある日、それに嫌気がさして行動を起こす人が現れる。


その人物はたいてい、クラスのリーダー的な存在ではなく、あまり目立たなかった子であることが多い。


自分で行動を起こすことはなく、みんなの動き方を観察する傍観者だったような子。


みんなを観察していたからこそ、自分で行動する気が起きるのかもしれない。