気づいたら隣で赤い唇を震わせる同級生よりも、赤いランドセルを揺らして笑うセツナから目が離せなくなっていた。
欲しいと、思った。

ただ、この純粋な女の子をどうしたら自分のモノにできるかどうか。ただそれだけを考えるようになっていた。