私(中谷まや)は好きな人がいるそれは、りんと(内川りんと)

りんとはクラスの人気者で運動神経抜群のサッカー少年

りんととの出会いは中学校

1年生の時同じクラスで席が近かったこともあり、すぐに仲良くなった

二学期になる頃には、りんととは、毎日電話を3.4時間する仲になってた

ある日の電話

私 (好きな人できたかも

りんと(だれ?

私(同じクラスの、ゆうき(川口ゆうき)

りんと(あー、ゆうきか

ゆうきは、りんとと小学校が同じで仲良しのいわゆるいつメンの1人だった

私(うん、告白しようか悩んでるんだ

りんと(そっか

こんなたわいのない会話をしてその日の電話は終わった

次の日に告白しようか悩んでるということを、同じクラスで親友のもも(佐藤もも)に相談した

もも(絶対いけるって

私(えーでもどうしよう

もも(私もさ好きな人いて告白しようか迷ってるんだ

私(え、だれだれ!?

もも(同じクラスの.......

私(うんうんうん

もも(しん(林しん)!!

私(しんか、いいじゃん

もも(最近メール頻繁にしてるしいい感じなんだよね

私(いけるんじゃない?

もも(頑張ろかな、

私(応援する!!

もも(じゃー、一緒に告白しよ?

私(うーん!まーいっか!いいよ!

家に帰って携帯を見たら、りんとからメールが来てた

りんと(告白どうすんの?

私(明日しよかな、

りんと(そっか、

私(うん

今日は珍しく電話もせず、メールもこれで終わった

次の日私はももと一緒に告白した

もも(しん!好きです付き合ってください

しん(俺は別にいいけど、お前次第じゃん

しんとももは、小学校の時に付き合っていた

小学校の時しんがももに告白して付き合って、数週間でももが振った

もも(付き合いたい

しん(うん!

2人はめでたく付き合うことになった

つぎは私の番

もも(ゆうきー!まやが話あるんだって

ゆうきは、りんと達と話してる中、頭をかきながら廊下に来た

ゆうき(何ー?

私(あのさ

ゆうき(ん?

私(好きです

ゆうき(........

私(付き合ってください

ゆうき(ちょ、考えさせて

その日は家に帰ってりんとに電話を誘われたけど断った

次の日の朝、ゆうきに廊下へ呼ばれた

ゆうき(あのさ、まや

私(何?

ゆうき(昨日のやつごめん無理だ

私(そっか!分かった

今作れる精一杯の笑顔を見せて笑った

すぐ私はももの元へ言った

結果を言ったら慰めてくれた

その日はずっと上の空で授業内容が入って来てない

家に帰りりんとから不在着信が来ていた

掛け直したら

りんと(もしもし?

私(どしたの?

りんと(今日のやつ、

私(あー、ははは

少し苦笑いを浮かべた

りんと(うん、ゆうきに聞いた

私(そっか

りんと(あのさ、いうタイミング悪いのわかってるけど言いたいことがある

私(何?

ゆうき(ちょ、テンション怖くね?

私(まー、で、用は?

今はゆうきのことがショックで話なんてしたくなかったから、早く電話を切りたかったから塩対応をしていた

りんと(俺好きだよ

私(何が?

りんと(まやが

私(慰め?ありがとね

りんと(ちがう!本当に恋の好き!

私(え、

りんと(付き合ってほしい

その時私はイエスと言ってしまった。ゆうきのことを早く忘れたかったから。

次の日いつも学校で話してたりんととは口を聞けなかった

その代わりゆうきとは普通に話せるようになった

家に帰り携帯を見るとメールが来てた

りんと(今日は話せなかったな

私(だね。

毎日してた電話はしなくなり、学校で話さなくなり、メールで話すだけになった

きっとその時はゆうきに振られたのをごまかそうと思ってつきあったんだ

私はもうこの関係に限界を感じていた

でも前みたいに学校で普通に話したかった

だから私はメールで伝えた、付き合って1ヶ月経つ前に

私(別れよ。

りんと(なんで?

私(学校で話せないなんてやだしさ、

りんと(そっか

私(うん。本当にごめんね。

それからは前みたいにりんとと学校で話し仲良くやっていた

二年生になり、クラス替えが来た

私は2年B組りんととゆうきと同じだった

ももは2年E組で離れちゃったけどね、

教室に入り出席番号順に椅子に座って行くとりんとと隣になった

その日の夜りんとから電話が来た

りんと(もしもし

私(どしたの?

りんと(クラス同じだったな

私(そうだね!

りんと(まやと同じクラスでよかった

私(うん!私も!!

この日も相変わらずたわいのない話をして寝た

りんとは朝チャイムのと同時に息を切らしながら入ってくるそれが日課

二年生が始まってから2ヶ月が過ぎた時席替えをすることになった

私は一番端の後ろ

前の席はりんとだった

授業中は筆箱を交換して

暇だったらりんとの椅子を蹴ったり

寝てたらデコピンされたり

先生に毎日のように注意されていた

でもそんな日々が楽しくて

学校に行くのが楽しくなっていた

そんなある日いつも通り授業中話してると

すごい小さい声で

りんと(俺やっぱまだ好きだよ

私(何が?

りんと(まやのこと

実は私もこの時りんとのことが好きだった。毎日楽しくてりんとと話すために学校に来てる感じだっただから、

私(うん、私も好きだよ

りんと(付き合って下さい

私(うん。

そしてりんとと付き合うことになった、

でもやっぱり付き合ったら学校で恥ずかしくなってあまり口もきけなくなってしまった

席は前後だから話す機会はあるんだけど2人とも奥手で、

意を決してメールで言ってみた

私(やっぱり気まづいよね

りんと(だな

私(やっぱりダメなのかな?

りんと(......

私(......

2人の間に沈黙が続いた

しばらくしてからりんとが口を開いた

りんと(やっぱり無理だよな、

私(うん、

そして2回目の交際も終わった

理由は簡単だった1回目と同様に話せないから

この時は私きっと子供だったんだと思う

それからはまた仲良くなって、いつもみたいに楽しく学校生活を送った

そして二年生が終わり

三年生のクラス替えが

私はりんととゆうきと離れた

私は三年A組

りんととゆうきは三年B組

ももはりんと達と同じクラスだった

三年になりクラスも離れ話す機会が減った

メールも電話もしなくなった

そしてある日の出来事だった

私は二時間目が終わりボーッとしてると

りんと(まやーーーー

あ、懐かしい声だな

私(はい?

りんと(あんさ、数学の教科書かして

私(あ、うん、どーぞ

りんと(サンキュー

なんか久々に話せて

久々に名前を呼ばれて

すごく嬉しかった

二年生の時は髪が少し長かったけど

三年生になってからは髪をすいていた

なぜかすごく新鮮に見えた

その日からだ私がりんとを意識しだしたのは

メールも電話も相変わらずしてない

はなすこともない

けど、りんとは隣のクラスだから教科書を借りにA組に時々くる

もう私は貸してないけどね、男友達に借りてる

なぜかりんとが三年になって手の届かない存在になったような気がした

でもまー、りんとがA組に時々来るのを見るだけで十分だった

そして季節は流れもう春

卒業の季節がやって来た

クラスの女子は第2ボタンの話で盛り上がってた

その日の帰り道ももと帰ってたら

もも(第2ボタン誰かのもらうの?

私(うーん、、、

もも(そーいや、りんと誰かに第2ボタン欲しいて言われてたような...

私(え、誰に、なんで、なんて言ってたの、

この時なぜか分からないけどすごく嫌だった、あげないで欲しかった

もも(どしたのそんなムキになって!もしかして?好きなの?

私(わからない、けどあげないでほしい

もも(それは恋ですな、フムフム

私(何よもーからかわないでよ、でもあげて欲しくない。私がほしい。

もも(言ってみたら?

私(なんて言うの

もも(第2ボタンちょうだいって、

私(うんーー、

この日家に帰ってから久しぶりにりんとにメールした

私(久しぶりーー

このメールの待ち時間ほどモヤモヤする時間はない

りんと(どした?急に

私(言いたいことあるの

りんと(ん?

私(第2ボタン、ほしい

りんと(あーいいよ!

私(ほんと?やったー

りんと(おう

メールはこれで終わった

この時何回もメールを見てにやけてた

なんでこんなことしてるんだろって思った時私は気づいた

本当に好きなんだって

近くにいて当たり前だと思ってたから私から手放したけど、

次の日もその次の日も

りんととは話せてないけど見るだけで幸せで、りんとを見ない日はテンションが沈んで

やっぱり好きなんだって思った

この事をももに相談した

私(りんとのこと好き

もも(ようやく素直になったか

私(うん!!

もも(告白どうするの?

私(でもりんととは高校離れるし

私の志望校とりんとの志望校は違うかった

もも(じゃ、伝えないまま終わるの?

私(それはやだ

もも(いっそいま告白しちゃえ

私(それは無理でしょ笑

この時は笑い話で終わった

家に帰り真剣に考えて考えた結果、

気持ちを伝えることにした

卒業式に

そして今、卒業式まであと30日を切りました

私の学校の卒業式は3月9日、2017年の

私頑張ります!りんとにきちんと気持ち伝えます!