「…すいません、もう大丈夫です。ありがとうございます。」
「そう。よかった。これからは我慢しないでね?」
そう言って、頭をぽんぽんと撫でてくれる。
…絶対この人モテるよね。
私達はまた歩き出した。
学校に入るとみんなが私達の方を見てる。
そりゃそうだろう。
昨日まで学校中で有名だった双子カップルの女の方が別のイケメンと登校してきているのだから。
絶対軽い女だって思われてるよね…。
でも、そんなこと今の私にはどうでもよかった。
周りにどう思われてもいいから、幸哉先輩だけはそばにいて欲しかったなぁ…。
もう、幸哉先輩のこと考えるのはやめにしよう。
峯岸先輩とのこと、しっかり考えよう。
じゃなきゃ、こんなに優しい先輩に対して失礼だ。
早いうちに答えださなきゃ。
幸哉先輩と別れてから1週間が経った。
峯岸先輩はすごい積極的になった。
お昼ご飯を誘ってきたり。
朝と帰りは絶対に私のこと待っててくれるし。
あんなに空っぽになってしまった私の心も、だんだんと光を取り戻していった。
校内では、私と峯岸先輩が付き合ってるという噂までたっている。
そして、幸哉先輩はすごく変わってしまった…。
あんなに頑なに断っていた告白も、来る者拒まずらしい。
校内で見かける度にいろんな女の子といる。
その度に、胸が締め付けられた。
前はきちんと着ていた制服を着崩して、いつの間にか耳にはピアス。
きれいな黒髪だった髪は、茶髪になり、ワックスでかっこよくセットされている。
どうして、幸哉先輩は変わってしまったのだろうか。
でも、そんな悪っぽい幸哉先輩もかっこよくて…。
「そう。よかった。これからは我慢しないでね?」
そう言って、頭をぽんぽんと撫でてくれる。
…絶対この人モテるよね。
私達はまた歩き出した。
学校に入るとみんなが私達の方を見てる。
そりゃそうだろう。
昨日まで学校中で有名だった双子カップルの女の方が別のイケメンと登校してきているのだから。
絶対軽い女だって思われてるよね…。
でも、そんなこと今の私にはどうでもよかった。
周りにどう思われてもいいから、幸哉先輩だけはそばにいて欲しかったなぁ…。
もう、幸哉先輩のこと考えるのはやめにしよう。
峯岸先輩とのこと、しっかり考えよう。
じゃなきゃ、こんなに優しい先輩に対して失礼だ。
早いうちに答えださなきゃ。
幸哉先輩と別れてから1週間が経った。
峯岸先輩はすごい積極的になった。
お昼ご飯を誘ってきたり。
朝と帰りは絶対に私のこと待っててくれるし。
あんなに空っぽになってしまった私の心も、だんだんと光を取り戻していった。
校内では、私と峯岸先輩が付き合ってるという噂までたっている。
そして、幸哉先輩はすごく変わってしまった…。
あんなに頑なに断っていた告白も、来る者拒まずらしい。
校内で見かける度にいろんな女の子といる。
その度に、胸が締め付けられた。
前はきちんと着ていた制服を着崩して、いつの間にか耳にはピアス。
きれいな黒髪だった髪は、茶髪になり、ワックスでかっこよくセットされている。
どうして、幸哉先輩は変わってしまったのだろうか。
でも、そんな悪っぽい幸哉先輩もかっこよくて…。