この世界で私は何を夢みていたのだろう…。
あの頃に戻りたいなんて1度も思ったことがなかったのに、今は過去を変えたいなんて思ってしまう。
安藤 愛未(あんどう まなみ)18歳。
私立高校を卒業し、上京。服飾系の専門学校に入学したものの半年で中退。
「これこらどうしよぉ〜。」
頬杖をつきながら同じ高校で親友だった美香に相談。
「愛未就職するの?」
「んー…したくないなぁ。」
「じゃあ地元に帰るの??」
「ぜっったい帰らない!」
地元は栃木県のすごく田舎な所。地元に行っても何もする事がないから帰りたくなかった。
「都内で何かする事決めるわ。」
「そっかぁ。何かあったらいつでも言ってよね!私そろそろバイトの時間だから行くね。」
「うん。また連絡するね。」
美香と別れた後、1人残ってカフェで時間を潰す。
とりあえず求人のサイトを見てみる。ファッションは好きだけど、仕事にするのは違う気がするなぁ。
私は小学生の頃から裁縫が苦手だった。でもいつか克服出来ると思い、とりあえず服飾の専門学校に入学した。
しかしミシンの授業になるといつも苦戦してしまい結果、周りについていけず挫折してしまった。
あの頃に戻りたいなんて1度も思ったことがなかったのに、今は過去を変えたいなんて思ってしまう。
安藤 愛未(あんどう まなみ)18歳。
私立高校を卒業し、上京。服飾系の専門学校に入学したものの半年で中退。
「これこらどうしよぉ〜。」
頬杖をつきながら同じ高校で親友だった美香に相談。
「愛未就職するの?」
「んー…したくないなぁ。」
「じゃあ地元に帰るの??」
「ぜっったい帰らない!」
地元は栃木県のすごく田舎な所。地元に行っても何もする事がないから帰りたくなかった。
「都内で何かする事決めるわ。」
「そっかぁ。何かあったらいつでも言ってよね!私そろそろバイトの時間だから行くね。」
「うん。また連絡するね。」
美香と別れた後、1人残ってカフェで時間を潰す。
とりあえず求人のサイトを見てみる。ファッションは好きだけど、仕事にするのは違う気がするなぁ。
私は小学生の頃から裁縫が苦手だった。でもいつか克服出来ると思い、とりあえず服飾の専門学校に入学した。
しかしミシンの授業になるといつも苦戦してしまい結果、周りについていけず挫折してしまった。