なかなか息が合わず、すぐに離婚したらしい。
そして今大貴は1人で家に住んでる。


ちゃんとご飯食べてるのか。
洗濯物はしてるのか。
睡眠はとれてるのか。

まぁ、よく寝坊して遅刻してくるから、睡眠は大丈夫だろう。


「じゃあ、大貴の家で勉強しようよ。久々に晩御飯も作ってあげる」


そう言えば、ガッツポーズで喜んでる大貴。
私はこの笑顔がすごい好きなんだ。


「相変わらず仲良いわねぇ、幼なじみさんは」

美香の嫌味っぽく言ったその言葉に大貴は、

「いいだろー。出来た幼なじみなんだよ、美香と違ってさっ」

愛らしいその笑顔で放った言葉に美香も少し呆れ気味だった。