あいつ遅くないか、、?



そんなことを考えながら
2組を覗くと友達2人と
楓ですごく話が盛り上がっていた。




盛り上がっているところを
邪魔するのも失礼だと思い、
少し廊下で待つことにした。




すると1人の女子が
俺に近づいてきた。



「あの、、久しぶりです。
神無月くん、、、」



え、、
待て、、誰、、?





「あの、、あの私、、
何でもありません!ごめんなさい!!」






そう言って彼女は
真っ赤な顔で去っていった。





「え。ちょっ、、、、」






えーーー、、、誰?





「あ!!!怜ーーー!!
待っててくれたの?ゴメン。」





「あーー。うん。」







「てか皆川ちゃんも
この高校だったんだね。
入野くんもでしょ?」







「あーうん、皆川?そうなんだ。」









「そうなんだーってさっき喋ってたよね?」











「、、、、え?
あれ皆川だったの?
雰囲気だいぶ変わってて分かんなかったわ。」










「うんうん。可愛くなったよね。皆川ちゃん!」