「よいしょっと。
、、、なんかこのベランダ
こんなに低かったっけ?」
ベランダを飛び越え楓の隣に並ぶ。
「怜がおっきくなったんでしょ。」
「そーだな。」
「うん、、、、」
「楓、、?なんかあったのか?
元気ないけど、、、」
「んーー?なんもないよーーー?」
俺の顔を見ずに
空を見ながら答える楓。
こいつが俺をベランダに
呼んだときから分かってる。
なにか迷ってることや
悩んでることがあること、、、、
「楓、、?話せよ、、
悩みあんだろ。」
「ほんとにないよー。
悩みなんて!だだほんとに
星が綺麗だよって伝えたかったの!」
「ほんとかー?」
「ほんとだよーー!!
、、、てか怜ってさぁー
好きな人とか居たりするの?」
「、、、は、はぁ?!
まぁ、居るけど、、、」
「え?居るの?誰?私の知ってる人?」