「はぁ……」


僕は一人席に着いて、ため息をついていた。


また、捺夜が僕に…
今度は頬に


キスしちゃったんだ。


何考えてんのよぉ…。
捺夜ぁぁ……。



「おぃ」


すると、声をかけられたから僕はそっちを見たんだ。

そしたら、いつもこの時間に僕の所に来る人達がまた立っていた。



そう……。

僕をイジメてくる人達。



「また、女みたいなツラしやがって」


「キモ〜っ」



まただよ……。


またキモいって…。


僕は涙を浮かべながら机に視線を預けた。




「おぃ、聞いてんのか!!!!!!!!!」



何を言われても僕は無言



「どうやら、やらないといけねぇらしいな」



やだ!!!!!
怖いよぉ……!!!!