まだ未完成のロボットのようにゆっくりゆっくりと階段を上って、


自分の部屋のドアを開ける。



「そんなぶすくれんなって。」


パッと気がつくと横には壁になんかかって、足と腕を組んでる捺夜がいた。




また、そんな格好も絵になってて……。


この格好だけでも街中で30人中30人が落とされそうだね。



お母さんは女の子らしいのに、なんで捺夜は


こんなにかっこよくなって生まれてきたんだろうね?



まぁ、今となってはどうでもいぃ話かな?



捺夜がこうして



僕と話すようになったなら。