「え?」


「お前と同じクラスにいんのが」



・・・。



捺夜は僕に舌をべーと出している。
ま、また騙された!!!!!



「捺夜、本当サイテー!!!!!」


「こんなもんに引っかかんのがわりぃんだろ?」



ほら………。


今普通に話をしている。



こんな日を何度望んでいた事かわかんないや。



「捺夜…………」


「ん?」


「今の捺夜、僕大好き」


「……………」



捺夜は顔を手で隠してしまって、どうしたのかよくわからなかったけど。


すぐに



「あぁ…………」



って答えてくれた。



やっと叶った



僕と捺夜。



弟とお姉ちゃんの関係…。