今まで確かにウチは翔夜と話すと言えば朝起こす時ぐらい。



だから喧嘩なんかもってのほかだった。




「捺夜ぁ………」


「……」



翔夜は涙をボロボロに流してウチを見つめる。





もう、






我慢の限界だ………。





「翔夜……」


「へ?」



ウチはゆっくりと翔夜に近づき、




キスをした。




「ちょ?!捺…!!!!」



ウチは翔夜の言葉を遮ってキスをし、そのまま方向転換して


―――――ドサッ



翔夜を押し倒した。




「捺夜……?」



禁断の夜が









幕を開ける………………。