えぇ?!!!!



あた、あたしと翔夜くんが付き合ってるぅ!!?



「まてまてまてまて!!!!

とりあえず、今までのこの物語とあらすじを振り返ろう!!!!」



「あらすじは振り返らなくていいだろ」



幸くんが言った言葉に遼くんがツッコミをいれた。




「捺夜、お前の双子の弟は誰だ?」



「ぁあ?ナメてんのか?翔夜に決まってんだろうが」


「俺らは!!?」



「エメルのメンバー。いい加減にしねぇとシバくぞ」


「最後!!!!翔ちゃんが………誰の彼女って?」



「幸、いくらウチが情報を知るのが遅いからって万優架ちゃんと翔夜が付き合ってる事しらねぇて思ってんのか?」



捺夜さんが堂々と、口にした。



「なぁ?遼」



「ぇ?」



「は、遼……?」





驚くのはまだ早かったみたい。



「何、驚いてんだよ。」



「捺夜、前遼の事は遼先輩って……」



「付き合ってんのに、呼び捨てなしって言うわけ?」



「「は!!!!?」」



遼くんと幸くんの声が重なった。



これ以上はあたし達じゃどうにもならないって話になって




お医者さんを呼んで事情を話したの。




そしたら、




「一部の記憶が交換されていますね」




って口を開いたの。