《ついに、最後の競技となりました!!!ブロック対抗リレー!!!!クラス1の足が速い人男女一名が走るリレーとなっています!!!!》




ハイテンションなアナウンスとともにうちらはグラウンドに入場した。



1番最後の競技だけあって、人の集まり度はハンパねぇ。



ウチはちなみにアンカーなんだけど、


なんで、二年のウチがアンカーなのかは


あえて、聞くな。




《ついにスタートしました!!!!今一位は青ブロックです!!!他のブロックも頑張ってください!!!!!》



マジ?



緑、三位じゃん……。





「捺夜、」



「はぃ?」



遼先輩が笑顔で




「まけねぇから」



って笑顔で言った所はカッコイイと認める。



「当たり前ですよ」




そして、緑は三位のまま、






ウチにバトンがまわってきた。