「捺夜?」



「ぁ、すいません!!なんでしたっけ?」



「だから!!!翔夜くんとの事は解決したのか?」




あぁ、



翔夜の事か……。



そう思うと昨日の事をパッと思い出して



カァっと顔が赤くなるのが自分でも分かる。




「おやおやぁ?顔が赤くなってますよ?捺夜さん」



「うっ!!!うっせぇ!!!!」



「さては…」



遼先輩はニヤニヤしながら口をウチの耳に近づけて




「チューしちゃった?」



と、囁いたからまたまたウチは顔を赤くした。



そのあと、遼先輩がウチをずっとからかってきてたけど、



担当の教師がきたから黙った。