「お決まりですか?」





ここに来ると決まって頼む辛さがあるんだ








「激辛で」



私は言う。








激辛が1番ここのラーメンの味を出してる気がして。






なんとも言えない絶妙な辛さが豚骨のスープとマッチしてて凄く美味しいの。







「俺も、同じので。」





彼が激辛が1番美味しいもんなって微笑む。






ふと、外をみると、さっきまで曇っていた空が嘘のように晴れていた。