あ、雨。走って帰るかぁ。

?「ねぇ、ねぇ。」

莉奈「はっ、はひ?!」

(な、どうしたのかな?!今日のことやっぱり怒ってるのかな…どうしよう…!)

?「朝の子だよね?いきなりごめん。謝りたかったからさ。名前は?クラス同じだよね?」

莉奈「あ、わたしこそよそ見してて…ごめんなさい!秦野 莉奈って言います…クラスは、同じ、です。あの、お名前は…」

?「うん。俺は涼。秦野さんね。よろしく、」

莉奈「は、はい!よろしくお願いします…!」

(何だろうこの気持ち…初めてだ。ドキドキする…一目惚れ…ちっ、ちがうよね!)

涼「雨降ってきちゃったね、あれ?傘は?」

莉奈「忘れちゃって…」

涼「そーなんだ。俺持ってるし、入る?」

莉奈「いっ、いや!大丈夫です!じゃ、じゃあ!」

『ガシッ』

?!?!?!何が起きてるの?!?!?!

涼「大丈夫じゃないよね?雨すごいけど?入って?」

莉奈「あ、ありがとうございます…」


(どうなっちゃってるの?!)

涼「家どこー?」

(すごく、胸と顔が熱い…はっ、はやく家に着けぇ…!)

莉奈「えーっと、○△□スーパーを右に曲がったところです。」

涼「ふーん。あ、敬語じゃなくていいよ?笑笑てゆーか、莉菜ちゃんって彼氏とかいるの?」

莉菜「う、うん!いやぁ…いないかなぁ。涼くんはいそうだねー!」

涼「いや、いないよ?笑笑 莉菜ちゃんこそいそうなのに。スタイル良くてモデルみたい。」

莉菜「あ、ありがとっ。でも、涼くん背高いよね?」

涼「あー。背はね、186かなぁ。あ、着いたかな?」

莉菜「た、高いね!あ…ありがとう!バ、バイバイッ!」

涼「おーう、じゃーな。」

(夢みたいな時間だったなぁ…あれ?何で戻っていくんだろ?もしかしてこっちまできてくれたの?!肩も濡れてたし…)











好評だったら、続編書きます!