恋愛(キケン・ダーク・不良)
完

- 作品番号
- 1406847
- 最終更新
- 2017/02/28
- 総文字数
- 41,338
- ページ数
- 62ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 134,162
- いいね数
- 2
絶対にこの気持ちを伝えるんだ。
あなたと一緒にいたい
一緒にご飯を食べて、眠りたい。
これは私たちの
始まりの物語
『私のレシピに、必要な人はあなたです』
2017/02/28 完結公開
≪食卓企画参加作品≫
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この作品のレビュー
暖かいご飯には、人の心を豊かにする効能があるのかな。
それとも一緒に食べる人がくれるのかな。
どちらにせよ、人が生きるために必要なのは“食事”だけれども、豊かに生きるために必要なのは一緒にゴハンを食べてくれる“誰か”なのかもしれない。
瑞菜のお母さんに愛情がなかったとは思いません。他の誰かに粗方を委ねていたとはいえ、瑞菜は立派に成長していたわけですし。ただし、愛情のかけ方は間違っていたのかもしれません。人は、甘える人がいて初めて“甘え方”を覚えていくのかもしれないな、と感じました。
お料理は不思議です。少しの手間で美味しくなる。見た目通りの味もあれば、見た目に想像してなかった美味しい物もあります。それは人も、人間関係も同じなのかもしれません。
優しくて、ほっこりできるお話です。どうぞご賞味あれ。
いつもお昼休みは決まってみんなの輪の中から出て行く瑞菜。女子高生のお弁当は可愛らしいもの。でも自分にはお弁当を作ってくれる母親はいない。いるのはお金を置いていくだけの名ばかりの母親。早くこんな家なんて出て行きたいとお金は使わずおにぎりを2つ持っていく日々。そんなある日、偶然見つけた美味しそうなお鍋。こんなところにコンロ?お鍋?それでも温かく美味しそうな匂いには勝てない。でもその鍋を作っていたのは、ふたりのヤンキー。
この二人のヤンキー、イチとマコの出会いが瑞菜に『温かい食卓』を与えてくれることになる。
イチもマコもとても優しくてカッコいいヒーローです。家に帰っても冷たいご飯しかない瑞菜に温かいご飯だけでなく、温かい居場所も気持ちも与えてくれます。心から温かくなれる素敵な作品です。ぜひ読んでください!
両親が忙しくて子供の頃から孤独を感じていた主人公。
食事は家政婦さん。お昼はお金を渡される。
寂しさをガマンして強がっているけれど、心の中は満たされない。
昼食代を浮かせる為におにぎりを自分で作っていたけれど……ある日、美味しそうな匂いが広がっていて、その先にはヤンキーな男の子が二人待っていて……。
色んな意味でガマンしていた心と食が、男の子達と出会って解放されます。
頑張ってきたね
寂しかったでしょ
もういいんだよ、素直になって。
爽やかで解放されるお話です。
エピローグも最高です。
大切な人と食べるレシピが自分を作っていくのですね。
きゅんと可愛くおススメです。
この作品の感想ノート
真夢さんの作品色々読ませて頂いてテンポの良さがイイのもあるのですが、今回のこの作品は
主人公の葛藤の部分が自分の中でコレって上手く言えないのですけど自分の大切な人達を護ろうとする所とか共感出来る姿に思わず感動してしまいました。1人で食べるご飯より居心地のイイ人達と食べるご飯は美味しいと改めて思わせてくれる作品だと思いました。チグハグなレビューですみません。
こんばんは!(変な時間で、挨拶に迷いますが、一応まだ暗いので)
このカップル、すごく好きです!!
言い合いしつつも、お互いに好意丸出しで、ついニヤニヤしちゃいました。
実は前々から気になってたんですよ、仲道家。
夫婦でいつも賭けしてるのとか。
なるほど、あれは二人が出会った頃から続いてるのですね!
U TA GEのみなさんは、皆愛妻家(彼女含む)ですよね。いいお店だな~。いきたいな~。
早く続きを読みたいんだけど、読み終わっちゃうのがさみしいという葛藤と戦いつつ、楽しく読ませていただきました。
お気に入りのシーンをまた読み返したいと思える素敵なお話でした!
ばかやろーの日なんてあるんですね(笑)
そんなこんなで、真夢さん大作ありがとうございますー!
叫んでるシーンは頑なな心が剥がれていくようで、本当の自分になっていってるなぁって言うのがすごく出てて、とても好きでした。
初めての主催企画で至らないところもあったと思いますが、お付き合いくださいましてありがとうございました!楽しく&嬉しかったです♪
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