傾いた君の耳に届いたのかはわからない だけど、勢いよく振り返った君は 俺の名前を呼んだ あぁ、ゴメン。 最低な彼氏でゴメンな 辛い思いをさせるのをわかってて 君が苦しむのをわかってて ちゃんと消えてやれなくて、 思い出させて、ゴメン。 そんな泣きそうな顔させてごめん あの時ちゃんと、守れなくて 君まで怪我させてごめん 「…一緒に戻れなくて、ゴメン。」