記憶を消してもらったあと ちゃんと君の中から俺が消えたのを確認して 初めて会ったふりをして 妖精とか天使とか馬鹿みたいなこと言って 君の道案内になったんだ 記憶はもうないはずなのに 「てんちゃん」 なんて呼ぶんだもの つい、泣きそうになったよ 天使じゃなくて案内人って言えばよかったかな