気づいたときには
もう遅い


ここまで
歩んでくるのに
いくつのモノを
零したのか
分からないけど





きっと
沢山のモノを
この両手から
零してきたことだろう





大切なモノほど
零れ落ちる





大切なモノを持つほど
負いきれなくなる
















でもね?

目の前で闇の中へ

落ちそうな光に

手を伸ばして

救いたいんだ


背負いきれない
そう分かってるのに


どうしても
救いたくなる


“強くなりたい”

ただそれだけ
たくさんの意味で
強くなりたいんだ



たくさんのものを
背負えるように