亮「綾瀬さんです。」
なると女子達はいっせいに声をあげた。
なる「はいー!?」
女子達「えーーーー!!」
その声に他の男子達もこっちを見た…
亮「綾瀬さん、俺と付き合ってください。」
クラスの中が静かになった…
なる「え、ちょっと考えさせてください。」
そう言って私は教室を出た
なるは小さな声で言った…
なる「何で、何で私なの!」
そう思いながら授業を受けた…
放課後…
私は、晴美と帰っている途中に朝、告白されたことを話していた。
なる「だからねーどうしたらいいんだろー晴美〜」
晴美「別に付き合っちゃえばイイじゃん!」
なる「でも、今日あったばっかだし、まだどんな人か分かんないし」
なるは付き合うか付き合わない方がいいのかまよっていた。
晴美「あーもう!じゃあ、1ヵ月お試し付き合いすればいいじゃない!」
なる「お試し付き合い?何それ?」
晴美「1ヶ月付き合ってみて、やっぱ嫌だって思ったら断ればいい。もし、その1ヵ月で西崎のことを好きになったら1ヵ月間じゃなくてずっとそのままカレカノでいればいいってこと」
なる「うん。そうだね!そうしよ!明日西崎くんに言って見る!お試し付き合いして下さいってそれで嫌だって言われたらもう断る!」
晴美「そう。もし、お試し付き合いしてくれるようになったら言ってね!応援するから!じゃあね!」
晴美は、そう言って家の中に入って行った。
なるは返事をしようと思って西崎くんに手紙を書いた
”放課後、会えますか?
話がしたいです。
体育館裏で待ってます。”
そう書いた手紙を見ながらずっと悩んでいた。
なる「朝だ、眠れなかったな。はぁ…よし!準備しよ!」
そう言って学校に行く準備をして家を出た。
学校についたなるは亮が居る隣の席に座った。
なる「西崎くん!これ読んで!」
なるはそう言って書いた手紙を亮に渡した。
亮「分かった、読むよ。」
亮はなるに渡された手紙をなるの目よ前で黙読して読んだ。
亮「分かった、行くよ」
亮はそう言ってさっきまで一緒に話してた友達とまた話し出した。
なる「ふぅー渡せたー後は放課後だなぁー頑張ろ!」
なるは小さい声でそう言った。