なる「仕方なくないわよ!汗をふくぐらい出来るでしょ!全く!はい!」

なるは自分の鞄の中からタオルを出して隼人に投げた。

なる「それ使っていいから、早くふいて!」

隼人はふきながら言った。

隼人「サンキュ!」

なるはため息をついた…

なる「はぁ〜…何で隼人はいつもこうなんだろ!」

先生「おーい席につけーHR始めるぞー」

なる達はそう言われて席についた。

先生「今日は、転入生がいるぞー」

え…

先生「おーい入ってこーい」

先生がそう言うと、ドアから入って来たのは!?

ドアから入ってきた転入生は!?

超イケメン!!

女子生徒「キャーカッコイイ!!」

クラスの女子達がいっせいに悲鳴をあげた
でも…

なる「どこがカッコイイのよ!」

なるは、全然悲鳴をあげ無かった…

先生「おーい!静まれー!」

先生が大きな声を出して言った…
クラスの中が静まった…

先生「じゃあ自己紹介してー」

亮「西崎 亮(にしざき りょう)です。よろしくお願いします。」

先生「えーと、西崎の席はー」

なる「嫌な予感…」
先生「あそこ、綾瀬の隣な!綾瀬!西崎の学校案内よろしくなーじゃあ、それだけーHR終わりー」

そう言いながら先生は教室を出て言った…

すると…
いっせいにクラスの女子達が西崎の所に駆け寄って行った…

女子達「亮くんカッコいいね!彼女とかいるの?」

クラスの女子達は質問攻めをしていた。すると…

亮「彼女はいません。でも、好きな人が今出来ました。」

女子達がいっきに静まった…

亮「このクラスにいます。一目惚れしました。」

亮はそう言うとなるのいる方に動き出してなるの肩に手を置いて言った…
亮「綾瀬さんです。」

なると女子達はいっせいに声をあげた。

なる「はいー!?」

女子達「えーーーー!!」

その声に他の男子達もこっちを見た…

亮「綾瀬さん、俺と付き合ってください。」

クラスの中が静かになった…

なる「え、ちょっと考えさせてください。」

そう言って私は教室を出た
なるは小さな声で言った…

なる「何で、何で私なの!」

そう思いながら授業を受けた…

放課後…

私は、晴美と帰っている途中に朝、告白されたことを話していた。

なる「だからねーどうしたらいいんだろー晴美〜」

晴美「別に付き合っちゃえばイイじゃん!」

なる「でも、今日あったばっかだし、まだどんな人か分かんないし」

なるは付き合うか付き合わない方がいいのかまよっていた。

晴美「あーもう!じゃあ、1ヵ月お試し付き合いすればいいじゃない!」

なる「お試し付き合い?何それ?」

晴美「1ヶ月付き合ってみて、やっぱ嫌だって思ったら断ればいい。もし、その1ヵ月で西崎のことを好きになったら1ヵ月間じゃなくてずっとそのままカレカノでいればいいってこと」

なる「うん。そうだね!そうしよ!明日西崎くんに言って見る!お試し付き合いして下さいってそれで嫌だって言われたらもう断る!」

晴美「そう。もし、お試し付き合いしてくれるようになったら言ってね!応援するから!じゃあね!」

晴美は、そう言って家の中に入って行った。
なるは返事をしようと思って西崎くんに手紙を書いた

”放課後、会えますか?
話がしたいです。
体育館裏で待ってます。”

そう書いた手紙を見ながらずっと悩んでいた。

なる「朝だ、眠れなかったな。はぁ…よし!準備しよ!」

そう言って学校に行く準備をして家を出た。

学校についたなるは亮が居る隣の席に座った。

なる「西崎くん!これ読んで!」

なるはそう言って書いた手紙を亮に渡した。

亮「分かった、読むよ。」

亮はなるに渡された手紙をなるの目よ前で黙読して読んだ。

亮「分かった、行くよ」

亮はそう言ってさっきまで一緒に話してた友達とまた話し出した。

なる「ふぅー渡せたー後は放課後だなぁー頑張ろ!」

なるは小さい声でそう言った。

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