「なにこれ」


「…え …って
言われた通り、オムツだべな」


走って帰って来た真木宅
大きな吹き抜けの、エントランス

エレベーターに乗り
玄関が開いたと思ったら
立っていたのは ハルト


「…サイズ、大きいよ
小学生でも出来る買い物が出来ないなんて
本当にキミにはガッカリだ…」


「なっ…!!
だってもうこの時間
コンビニしか開いてなかったすけ!」


「…もういい、俺が行って来る」


「サイズ言ってくれれば
俺、ちゃんと買ってくるっつの!」


「いいってば…」


「岡田、おかえり!」


「…ただい
ああっ!!真木!!!お前!!」


「うおっ!何だよっ!!」