「げっ・・・注目の的?」

「早く行った方がいいんじゃない?」

「そうする」



ユナに促されて席を立つと、周りの視線も付いてくる。

はぁ・・・勘弁してくれ。



「お待たせしました・・・ぁ!?」

「アオイ・・・さん?」



頬っぺたに絆創膏。

赤茶の髪の毛。




昨日の人だ。




ボーっとしてたらもう一度名前を呼ばれてあわてて首を縦に振った。