ギィィィ…


恐る恐る開けた扉の先に


「あった…」


真ん中の日が当たる場所に腰を下ろしている男子君の手には、マフィン


「「……」」



「「…………」」


「「………………」」


お互い何も言わずに見つめあう…と言っても私が見てたのはマフィンだけど

先に口を開いたのは男子君


「…いる?」


「!?
欲しいっ!いいのっ!?」