だんだんマイナスな事ばかりが脳内に押し寄せる。


いやいやいや。

もし仮にそうだとしても、明日に想いを伝えるのは変わらない……。


そう自分に言い聞かせ、メニューに移った。


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下校時刻、フェンスを見るとそこに希恵の姿は無く帰ったのが分かる。

慶樹も荷物をまとめると、足早に家に帰った。