『おまえ、自分をかくしてるだろ』

ーーーーーーーーーーっえ。



彼がいなくなった保健室で、ずっとその言葉が頭をよぎっていた。


な、んで、だろう。
もしかして、バレたのかな。
いやっ、そんな……

まっ、まぁ、いいよね!

うんうん。


わたしは、ら冷静さを取り戻すのに必死だった。