──この幸せを壊さないように。


俺のできる限りの、精一杯の力で家族を守り抜き、更なる幸せを築いていけるように。


俺はこの日に誓う。


俺の生涯を、俺の全てを、お前達に捧ぐ。


こいつが産まれたことを、世界中に感謝したいくらいだ。


生きていく意味はお前達の為なんだと、胸を張って言える。


そして華乃。

お前と出逢えたことが、俺にとって何よりの幸福だ。


お前がいるから、俺の人生は光り輝く。


いつまでも、どんな時でも、例えお前が嫌になったとしても、俺は呆れるほどそばにいる。


ありふれた言葉でしか伝えられないけれど、いつだって俺はお前を想ってる。



華乃。幸せを、ありがとう。