「──はっ!性欲処理機?!」

「そろそろ本気でキレるぞ」

「……可愛くなくてごめんね」

「俺の目には誰よりも可愛く映ってるから安心しろ」

「ほんとに?」

「俺はお前しかいらない。キャバクラに行くくらいなら、お前を部屋に監禁してストレス解消する」

「……変態」

「俺を満たせるのは華乃ちゃんだけ」

「龍成……」

「ほら、奥さん。早く俺のものになれよ」

「……愛してる」

「ばーか。俺の方が、愛してる」



──どんなに飾りたてた言葉より、お前からの「愛してる」が俺を強くさせるから。


例え口先だけだったとしても、たまらなく嬉しくなるから。


俺にとって、お前の言葉だけが真実なんだ。