華乃に薬を飲ませてから寝かせ、食べたいと言ったゼリーと飲み物を買ってきた。


寝室に様子を見に行くと、余程疲れていたんだろう、爆睡も爆睡。


爆睡できていることに安心し、おでこに手をあてると、まだ熱い。


苦しんでいるようには見えないから、そのまま熱が下がってくれることを願う。


──にしても熱が上がるほど疲れてたって、どんだけハードな生活してたんだよ。


結婚式の前日、寝れなかったって言ってたもんな。

それに普通に仕事だった。結婚式や新婚旅行の休みの為に連勤だったはずだ。


その上で結婚式、披露宴、二次会、三次会、まさかの四次会…。


熱が出てもおかしくねぇか。


や、俺も同じようなもんだ。こいつの体力がないだけだ。


……ったく、無理しやがって。