「翔くんこのあとバイトなの?」 「あぁ。」 エンジンをかける。 バイトならあんまり一緒にいれないなぁ… 「あ!話ってなぁに?」 この言葉に翔くんは一瞬戸惑いを見せた。 「もう少しあとでな! バイトだから家まで送るだけしかできないけどいいか?」 「もちろん!!ねぇ勿体ぶらないで話してよー!」 話が気になって何度も催促するわたし。 でも翔くんは笑って話を逸らす。