帰り道はあっという間で


すぐに家に着いた。





「おやすみ莉子、大好きだよ。」


「わたしも大好き。」


好きという気持ちを伝え合ってキスをしてわたしは車から降りた。




大好き


その言葉が聞けたのが嬉しくて


不安なんて飛んでいった。



好きなのはわたしだけじゃない


会えなくても翔くんもわたしを好きでいてくれている。





そう思った。