小学4年の時あたしは、父親の仕事の都合で転校する事になり、あたしの片想い生活が始まることになった。





転校してきてから一か月程過ぎた頃だった。




あたしは、友達と喧嘩して顔にアザを作って学校に行った時だった。



「どうした?そのアザ」




山下 仁 ←初恋相手





何でもないよ!



何でもなくないでしょ!




初めて話した会話がこれだった


それから同じやり取りが続いて最後に言われた言葉で私の初恋が始まった。




誰かにやられたんだったら俺そいつやり返してくる!


その言葉であたしは、意識する様になった。