ベッドを背もたれにして座ってる水木さんはテレビを見てる。



横顔もイイ…。



「視線感じる…。」

「あ、ごめんなさい…。」

「乃彩チャンといるとホント調子狂うから~…。」

「水木さんも乃彩チャンって呼んでる…。」

「あっ…。癖かな…。」



乃彩って呼んで?



そう思ったけどそんな事言えない…。



「やっぱり外行こうか!!何かダメだね!!」

「行きたくない…。」

「だって…。」

「水木さんと二人でいたい…です…。」



何て大胆な事言ってるんだろ!!



顔が熱くなる…。



「俺も男の子なんで…。手を出すつもりはナイけど…出したくなっちゃうっしょ…。」

「イイもん…。水木さんなら…。」

「いやいやいやいや、ダメでしょ!!大丈夫、俺ちょっとだけ大人だし!!」

「…………。」



水木さんになら何されても嬉しいもん…。