俺ももう30間近。



自分の店を出せた事は奇跡みたいなもんでしょ!!



イイ人材を雇って、偉いふりして。



俺がこうなれたのは乃彩が背中を押してくれたから。



AQUAの専属は辞めたけど、ここぞと言う時は俺を呼んでくれるんだ。



だから今でもAQUAとは深い繋がりがある。



式が終われば披露宴。



お色直しは乃彩のメイクを変えて髪も少しいじって…。



愛芽チャンと舜太のも俺がやる。



そして俺は…。



「カッコイイっス!!」

「ありがとタカヒロ。後は席に戻ってAQUAの相手してあげてイイよ!!」

「イヤ!!飲まされるもん…。」



俺が育てたタカヒロ。



今はAQUAの専属をしてる。



もう任せても平気だからね。



「ナツ、行くよ!!」

「はいはい。」



乃彩のその笑顔が俺の活力だよ…。



気付いてないんだろうな~…。



俺が乃彩を言葉ではあらわせないほど好きな事。