これからどうしようか…。



「あたしたちだけお泊りってヤバくない?」

「もう親は寝てる。」

「まだ怒ってるの?」

「怒ってナイから…。乃彩こそ怒ってんじゃないの?」

「別にイイもん。ナツは今あたしのだし…。」



恥ずかしそうにそう言う乃彩はやっぱり俺の。



一瞬ハル兄に取られると思ったけどそんな心配はいらないみたいだ…。



「でもぶっちゃけハル兄に傾いた?」

「傾かない!!カッコイイとは思ったけどナツがっ!!好き…です。」

「そっか。一生俺のね?」

「うん。生活が苦しくてもナツとなら幸せ…。」



だから乃彩を養うくらい余裕なんだって…。



本当に困った子だ…。



「じゃあ…する事しちゃう?」

「しちゃ…う…?」

「よし!!まず一緒にお風呂入ろっか。」

「それはっ!!イヤかな?」

「何で!?俺の乃彩じゃん…。」

「それとこれとは話しが別!!」



乃彩は乃彩のまま俺の隣にいれくれたらイイや…。



もうあんまり妬かない!!