キレイな女の人で、結構腕はイイみたいだけどナツとはどんな関係だかわからない…。



何だか憂鬱…。



ヒナ君とご飯を食べてから帰ると明日帰国予定だったはずのナツがソファでうたた寝してた…。



あたしの憂鬱な気分が一瞬にして吹き飛ぶ瞬間…。



「ナツ？」

「やめて!!マジもう飲めナイっス…？あっ…。」

「おはよ。」

「お、おはよ…。今隼人さんに飲まされる夢見てた…。」

「みたいだね。」



ポケッとした顔のナツは隣に座るあたしをギュッと抱きしめた。



ヒナ君が後ろにいるのに…。



「ゴルァ。」

「あっ!!いたの!?」

「いたっつーの。」

「ただいま日向さん!!」

「おぅ。」



風呂行くわ、と言って部屋から出てったヒナ君。



今からナツとラブラブタイム…。



「あのね、俺１回実家に帰るから。」

「何で急に!?」

「何かさ、急に酔った隼人さんが『お母さんを大事にしろ!!』とか言い出して…。」



意味わからないはぁ兄…。