乃彩に謝ろう…。



「でもナツさん、あれはやめなくてイイです。」

「えっ!?」

「Ameさん緊張してたからナツさんの一言と目の優しさで少しリラックスした気がしましたよ?」

「目!?」

「はい。あんな風に見つめられて『カワイイ』なんて言われたら、あたしナツさんに惚れます。」

「惚れ…ないでね…。」

「あはははっ!!惚れませんよ!!Noaさんに勝てる気しないもん!!」



俺そんな事してたんだな…。



ごめんね乃彩…。



「やっぱり俺乃彩んとこ行って謝って来ます…。」

「いってらっしゃ~い。あ、メシどうします?」

「別行動で…。」

「は~い。」



ごめんよ乃彩~…。



再度乃彩の部屋を訪ねた。



出て来ないし…。



ってかイナイのかな…。



電話も出ないし…。



あぁ、最悪…。



渋々部屋に戻った。



俺の部屋の前に座ってる乃彩がいる…。