舜太の代わりに抱きしめた。



舜太の匂いがする…。



超男っぽい匂い…。



「頭ヤバイ…。」



舜太の匂いに欲情しちゃうよ…。



気付けば眠ってしまってたらしくて真っ暗な部屋で飛び起きた。



超イイ匂いだったから安心したのかも…。



ベッドの横にあるスタンドをつけた。



あっ…。



舜太だ…。



シャツにネクタイをしたまま隣に寝てる舜太がいた。



ライトの眩しさで起きた舜太…。



「今何時…。」

「やば…。もうすぐ23時だ…。」

「眠いけど送るから行くぞ…。」



渋々帰った愛芽…。



部屋に上がってくれた舜太のネクタイを解いた。



「何する気?」

「これ貸しといて…。」

「何で!?」

「舜太の部屋の匂いがするから…。」

「何だそれ?だからさっきも俺のトレーナー抱きしめてたわけ?」

「うん…。」

「カワイイな…。」



安眠出来そうなんだもん…。