愛芽ん家はほぼ毎日来てたから1週間来なかっただけで何だか懐かしく感じる。



愛芽が仕事だから俺だけ先に帰って来た。



「舜太だ!!」

「うわっ…。何でいんだよ響~…。」

「お前こそ何でいんだよ。」



クソ生意気な愛芽の甥っ子響がいた。



由優もいんのかよ…。



「親父、舜太がいる。」

「えっ!?舜太君!?」

「ばあちゃん帰って来るまで舜太と遊んでる。」



マジで!?



何買わせられっかわかんねぇ…。



珍しく隼人さんがいた。



調度イイ。



「隼人さん、ナツ君は…。」

「何も話せませ~ん。まぁしいて言うならいつもより元気に仕事してくれてるよ。」

「元気…。」

「空元気だけどね。吸わないタバコなんて吸ったりしてさ。あ、俺ナツの事何も言ってないよね?」

「聞いてませ~ん。隼人さん、ナツ君の家教えてください。聞かなかった事にするから。」

「言えないけど教えてあげる。」



きっとナツ君が何も言うなって言ってるんだな…。